「どんな権利を取るか」「どう活用するか」を常に考えて、ビジネスに役立てていきましょう
はじめまして。中野賢太と申します。
平成17年在学中に弁理士試験に合格、複数の事務所勤務を経て、平成25年に中野国際特許商標事務所を設立し、大阪を拠点に弁理士として活動しています。
大学は京都大学工学部に進学しました。工業化学という学科名ですが、化学・応用化学などの区別なく、物理や生物の境界領域まで幅広い分野に取り組んだのが思い出されます。私は研究職には進みませんでしたが、一緒に勉強した仲間が研究者として活躍する姿からは、大いに刺激を受けています。
努力の結晶をまもり、明細書1枚で世界と戦う
そんな学生時代に弁理士という職業を知りました。技術への理解力とそれを表現する文章力が必要で自分の特技が生かせそうな職業だと聞き、興味を引かれました。何より、明細書一枚でエンジニアやサイエンティストの努力の結晶(特許・発明)をまもり、明細書一枚で世界と戦うというのに大変な魅力を感じました。
学生で時間の融通が利いたのもあり、約2年の勉強で試験に合格。早く力をつけて知財業界で活躍したいと考え、卒業後はすぐに知財業界に入りました。
資格だけ持っていても仕事はできません。勤務時代は、国内・海外を問わず多くの案件を担当しましたが、多くの担当者様の厳しい目に鍛えられ、なんとか案件をこなせるようになりました。当時お世話になったクライアントや事務所の方々には、感謝の念しかありません。
特許は、どこにもない画期的な技術を理解するのが大前提です。法律も頻繁に改正されます。常に勉強をしないと、あっという間においていかれます。案件をこなし経験を積むことも大事ですが、それ以外にも常に情報収集を怠らず、依頼者様の利益を守ることを第一に心がけております。
特許も商標も、企業様や発明者様のビジネスに役立てて初めて意味があります
「とりあえず出願しておこう」「権利さえ取れれば中身は問わない」というのも間違いではありませんが、高い費用と労力をかけて権利をとるなら、 「どんな権利を取るか」「どう活用するか」こそが重要だと考えております。
日本弁理士会のキャッチフレーズに「生まれる発明、育てる弁理士」というのがあります。
ビジネスの拡大に伴い特許も大きく育っていきます。発明を特許で形にするのはもちろん、育った特許を生かすのも弁理士の役割です。依頼者様のビジネスのお役にたてるよう、中野国際特許商標事務所をうまくご活用いただければと思います。
専門分野
- 薬学 高分子化学(ポリマー、プラスチック、樹脂加工)
- 繊維(機能性繊維)
- 有機化学(化合物、合成プロセス)
- 触媒化学(不斉触媒)
- 電気化学(電解液)
- 分析化学 錯体化学
- 有機金属化学
- 食品科学(機能性食品、加工食品、調味料)
- 機械(構造物) 日用品
経歴
昭和55年 | 大阪府貝塚市にて生まれる |
平成14年4月 | 京都大学工学部工業化学科入学 |
平成18年11月 | 弁理士試験合格 |
平成21年3月 | 京都大学工学部工業化学科卒業 (卒業論文:放射化法による加速器中性子場における中性子束の測定) |
平成21年4月 | 特許事務所勤務 |
平成22年2月 | 弁理士登録 |
平成25年1月 | 中野国際特許商標事務所を創立 |
平成31年1月 | 特定侵害訴訟代理業務付記 |
所属
- 日本弁理士会(登録番号:16581号)
- 日本弁理士会関西会 発明相談 相談員(2014年〜)
- 日本弁理士会関西会 国際情報員会 委員(2016年〜)
- 貝塚青年会議所会議所(2019年〜)